重度認知症の高齢者を対象とした合唱プログラムの試行

##article.authors##

  • Nancy Farber Dickinson College
  • Margot O. Armstrong

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https://doi.org/10.47513/mmd.v17i3.1025

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dementia##common.commaListSeparator## choir singing##common.commaListSeparator## quality of life##common.commaListSeparator## cognitive##common.commaListSeparator## loneliness

##article.abstract##

軽度から中等度の認知症の人々において、積極的な音楽活動が認知機能および心理社会的機能を改善するというエビデンスは増えているが、重度認知症の人々を対象とした介入、特に合唱活動に関する研究は限られている。本研究の目的は、重度認知症をもつ高齢者が入所する介護施設において合唱団を創設・実施し、その効果を評価することであった。具体的には、合唱参加と認知機能、孤独感、抑うつ、生活の質との関連性を探るとともに、参加者が合唱活動をどのように経験したかという個別の視点も検討した。12名の入居者が週1回の合唱練習に参加し、8か月後にはコンサートを開催した。介入前後の評価には、モントリオール認知評価(MoCA)、UCLA孤独感尺度、高齢者抑うつ尺度(GDS)、認知症QOL尺度(DQoL)が用いられた。合唱団メンバーはコンサート終了後にインタビューにも参加し、内容はテーマ別に分析された。

結果として、孤独感の全体的な減少、生活の質の向上、認知機能低下の進行の緩やかさが見られた。抑うつスコアの全体的な減少は見られなかった。
インタビューのテーマ別分析では、以下の6つの主要テーマが明らかになった:友情、音楽全般への喜び、合唱への喜び、思い出、家族、宗教・スピリチュアリティ、および美しさ。ただし、サンプルサイズが小さいため、量的データの結果は大規模研究のための参考指標として解釈されるべきである。

キーワード:認知症・合唱活動・生活の質・認知機能・孤独感

##submissions.published##

2025-07-29

##issue.issue##

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