歌の翼にのって:認知症合唱団参加者の体験
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https://doi.org/10.47513/mmd.v18i1.1051##article.abstract##
目的
本研究は、ノルウェーのケア環境における認知症合唱団に参加する認知症のある人々の主観的体験に焦点を当てた、独自のアプローチをとるものである。本研究の目的は、認知症のある人々が合唱団への参加をどのように認識し、どのように体験しているのかを明らかにすることであった。
方法
本研究では質的研究法を用い、同意が得られた認知症のある人々を対象に、半構造化インタビューを実施し、参加体験および認識についての語りを収集した。得られたデータに対して主題分析を行い、主要なテーマを抽出した。
結果
分析の結果、以下の4つの主要テーマが明らかとなった。
① 安全で安心できる環境の重要性
② これまでの音楽経験の影響
③ 合唱団参加がもたらす肯定的影響
④ 社会的交流および自己成長の場としての合唱団
参加者は、合唱活動を通じて、より安心感を得られ、喜びを感じ、他者とのつながりが強まったと報告した。また、合唱団への参加は、生きがいや所属感をもたらすものとして体験されていた。
結論
本研究は、認知症合唱団への参加が、情緒的ウェルビーイングおよび社会的包摂に肯定的な影響を与えることを示している。これらの知見は、合唱活動が認知症ケアにおいて価値ある実践となり得ることを強く示唆しており、意味のある関与を促進する非薬物的介入としての可能性を有している。
キーワード:認知症、認知症合唱団、生活の質、社会的参加、音楽療法
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2026-01-31
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